
熱海市は13日、高度緊急機材を備えた高規格救急車(購入価格1634万円)を更新配備した。熱海市消防では、現在、高規格救急車を3台所有しているが、平成15年に配備した車両・車体が老朽化したため、更新した。旧車両は同日をもって役目を終え、廃車された。配備式では、心肺蘇生のデモンストレーションも行った。
購入価格は1634万円で、小形タクシーの緒方哲郎社長からの寄付金100万円も整備費用に活用した。同社長は昨年も同額を寄付、市の救急活動に尽力している。
新車両には静岡県で初めて熱海市のシンボルカラーでもあるブルーラインを採用、心を落ち着かせる効果も狙った。従来の機種よりも高機能の心電図装置や人工呼吸を自動で行う人工呼吸器や、絶えず心臓マッサージを自動で行う装置も装備されている。
(編集主幹・松本洋二)
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