
大熱海漁業協同組合(石井勝夫組合長)に加盟する下多賀・小山・上多賀地区の11軒の組合員による多賀湾での養殖ワカメ漁が最盛期を迎えている。
多賀湾での養殖は30年以上も前から続けられており、多賀湾沖200~300mに設定された特別区画で行われ、毎年、海水温が18度以下になる11月中旬に胞子をロープに付着させる。その胞子が発芽して1~1.5mに育つこの時期に採取し、生または塩蔵、乾燥して出荷する。
今年も収穫期を迎え、組合員が大きく育ったワカメを次々に採取。水揚げしたワカメを南熱海交番近くの国道135号線沿いで天日にさらして乾燥させ、ご覧のような「わかめのカーテン」を作り出している。
多賀湾で育んだワカメは香りがよく柔らかいのが特徴。採取は3月中旬ごろまで続く。
3月1日~3日には、朝獲り生わかめ詰め放題が人気の伊豆多賀わかめ祭りが長浜海浜公園である。
(編集主幹・松本洋二)
【写真】熱海市観光経済課農林水産室
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。