4年連続300万人超え 新規開業ホテル、飲食店続々/熱海・賀詞交歓会


熱海商工会議所(内田進会頭)、熱海温泉ホテル旅館協同組合(目黒俊男理事長)、熱海市観光協会(中島幹雄会長)の経済・観光三団体は1月4日、熱海商工会議所で新年賀詞交歓会を開いた。齊藤栄市長をはじめ、川口健市議会議長、藤曲敬宏県議、奥田交治熱海署長など、市の行政、観光、経済団体と企業首脳など140人が一堂に会し、熱海のさらなる発展を誓い合った。

三団体を代表して当番幹事の中島会長があいさつに立ち、「全国的に非常に災害が多かった昨年。熱海も7月末の台風12号で今までにない大きな被害を受けた。これから始まる夏のイベントの開催が危ぶまれたが、翌朝には市幹部職員、藤曲敬宏県議、勝俣孝明衆院議員、市内の各種団体首脳が一早く対応。全国でイベントが中止や延期となる中、熱海市は無事にすべて開催することができた」と感謝の言葉を述べ、「そういったオール熱海の取り組みが評価され、昨年は市が観光庁長官表彰を受けた。今年はいよいよ静岡DCの本番がある。来年は東京オリンピック・パラリンピック。明日からは梅まつり、翌週は糸川桜まつりが始まる。多くのお客様に来ていただけるようオール熱海で努力していく」と力を込めて話した。
(熱海ネット新聞・松本洋二)


■齋藤栄市長
多くの(新規ホテルや飲食店などの)民間投資が行われ、3年連続だった年間宿泊者数の300万人超えが、昨年は前年の307万人を超える見通しだ。
2019年は熱海の観光をさらに強化すべく新しい観光の枠組みを検討する。官民一体となった熱海型DMOの構築、観光財源をどうやって確保していくのか…。観光戦略会議に部会を作って議論をスタートさせており、10年、20年先に資する結論を見出したい。
人手不足の課題は、外国人労働者を受け入れる出入国管理法が改正され、受け入れ体制を整えていくことになるが、同時に(日本人労働者が)働きたくなる観光地熱海を作っていく。そのためには、住宅環境、労働環境の整備が必要。官民が一緒になって取り組んでいく大きなテーマだと考えている。


■川口健市議会議長
今朝、グーグルを検索してみたら、昨年1年間で個人と公務を合わせて29都市、76カ所に出かけていると。移動距離は7万6775キロ、地球1・9周分。インターネットの情報力にあらためて驚いた。
メディアプロモーションで昨年も大勢の観光客が熱海に訪れ、少しずつ回復していると実感しているが、泉、伊豆山、多賀、網代、初島のすべての地域、また夜の賑わいには行き渡っていない。
人口減少、高齢化、労働力不足など様々な課題もあるが、市議会としても行政とともに熱海が繁栄し、全ての市民が豊かになるようしっかり努めていく。


■藤曲敬宏県議
観光を基幹産業とする熱海は、“外貨”を稼いでいるが、その外貨を熱海市内で使うより、市外で使う傾向にあった。長年の課題の一つだった「市内経済の循環」が、好転している。観光業以外にも仕事が増え、忙しくなってきたという声をよく聞く。
今年3月に卒業する熱海高校の10数名が熱海市内に就職する。これまでは旅館ホテルが多かったが、熱海市役所、JAあいら伊豆、菓子メーカーなど様々。熱海商工会議所を中心に連携しながらオール熱海で取り組んできた若手人材の育成、確保も成果を収めている。


■奥田交治熱海警察署長(乾杯の発声)
昨年の熱海市の人身交通事故は206件で一番少なかった一昨年よりさらに少なく、記録更新です。元旦の未明、竹下通り(東京・原宿)でたいへんなクルマの暴走事故が発生しました。年末年始、熱海署も24時間体制で警戒を続けておりましたが、あったのは夫婦げんか1件だけ。夫婦げんかは良くありませんよ、熱海全体みなさん仲良く。この安心安全が観光地熱海の発展の原動力です、乾杯。



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