【市政】熱海フォーラム事業、PFI方式決定を見送り  請願の可否待たず表明

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斉藤栄市長は21日、熱海読み聞かせの会から出されていた「仮称・熱海フォーラムに入る新しい図書館に関する請願」を審議する公営施設整備等特別委員会の冒頭で「議会でのご指摘や請願の提出を重く受け止め、請願の可否にかかわらず、6月末に特定事業の選定を行うとしていた事業スケジュールを見直したい」と発言し、当初予定していたPFI(民間資金活用による社会資本整備)方式の決定を見送る方針を表明した。
採決では、稲村千尋委員長を除く7氏のうち5氏が挙手し、旧岡本ホテル跡地に市民ホールや図書館などの複合施設を整備する同フォーラムに入る図書館を、PRI方式による民営ではなく市直営とし、図書館協議会や市民を交えた検討委員会を設置するなどの内容の「請願」を賛成多数で可決。23日の最終本会議でも可決されることが確実となった。
委員会後、斉藤市長は「白紙に戻すことはない」と前置きしたうえで、今後の事業の進め方について「PFI方式を模索しながらどういうふうにやっていくか議会側と相談したい」と述べ、6月定例会後に各会派と個別に話し合い、フォーラムの運営形態をPFI方式にするのか、直営か。図書館を直営でやるのか、PFI方式でやり直営の機能を持たせるのか、などを協議して今後の事業スケジュールを決める考えを明かした。
ただ、この日の委員会で「図書館協議会を設置して見直しを求める意見」(山田治雄氏)や「白紙に戻し、学識経験者を呼んでPFI方式の賛否両論を聞く意見」(田中秀宝氏)、「直営の図書館を別の場所に建設する案」(竹部隆氏)などが浮上し、大幅にスケジュールが遅れる可能性が高まった。
◆請願賛成=山田治雄、小森高正、梅原一美、竹部隆、井沢共一
◆請願不支持=田中秀宝、越村修

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委員会を傍聴する熱海読み聞かせの会の諏訪村京子代表(中央)

◆諏訪村京子代表の話 請願の内容は当たり前の基本的なこと。民間に丸投げするのではなく、教育委員会の責任で設置し、市直営で運営することを望んでいます。委員会では可決しましたが、23日の本会議の結果を待ちます。

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