静岡県が定める「地域防災の日」の12月1日、熱海市では自主防災組織48団体、約2000人が参加して地域防災訓練を行った。午前9時に市内にいる人のドコモ、au、ソフトバンク等のスマホやタブレット端末に「大規模地震発生」の緊急速報試験メール(エリアメール)を配信してスタート。各地域ごとに負傷者を避難所から救護所へ搬送する手順の確認や三角巾のつくり方、AEDの使い方、消火栓の開栓手順の確認、炊き出しなどの訓練を実施した。
静岡県は、県民の「自助・共助」の防災意識を高めるため、1986年に「地域防災の日」を制定。県内で295人が死亡した1944(昭和19)年12月7日の昭和東南海地震に合わせて、12月第1週の日曜日に毎年訓練をしている。令和元年のテーマは「防災力、人の和(輪)、知恵の和(輪)、地域の和(輪)」。今年は巨大地震に加え、頻発する台風被害にも備えた。
(熱海ネット新聞)
写真は西山町と笹良ケ台町の自主防災訓練
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