静岡県は7月18日、県内で2人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。うち1人は熱海市に住む50代の単身パート従業員。これで市内の感染者は14人(静岡県106例目)となった。
この男性は、前日集団感染(クラスター)が判明し、県が店名を公表したカラオケ・ラウンジ「クレッセント」を7月4日に利用した。その後、5日未明に外傷を負い、医療機関Aに緊急搬送され入院。10日(発症日)から発熱が続いている。17日にクレッセントの店名公表を報道で知り、病院に申し出て抗原検査を受け、陽性が判明した。同日、個室に隔離され、18日に県東部の感染症指定医療機関に入院した。現在、県は医療機関Aでの濃厚接触者の調査を進めている。
同店での感染者はこれで県内7人(熱海市6人)と県外2人を合わせて計9人となった。
クレッセントの集団感染に関係する検査は18日までに14人の結果が判明。陽性は9人(県内7人、県外2人)、陰性は5人(全員県内)。県は引き続き、「7月1日〜11日に同店を利用した人は熱海保健所に連絡してほしい」と呼びかけている。
(熱海ネット新聞)
■クレッセント関連の感染者一覧
7月12日公表 熱海市内8人目(成人男性)
7月14日公表 市内10人目(非公開)、市内11人目(非公開)
7月16日公表 市内12人目(非公表)
7月17日公表 市内13人目(60代男性)、伊豆市の60代男性
7月18日公表 市内14人目(50代男性)
※他に県外で2人
7月18日公表 神奈川県小田原市の50代男性、神奈川県大井町の50代女性
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