熱海温泉ホテル旅館協同組合は6月29日、千葉県市川市の東京経営短期大学で同大学と人材育成と活用に係る産学連携協定を締結した。同組合から目黒俊男理事長、森田金清理事、山田秀明専務理事。同大学から増田哲也学長、石川初男副学長、教職員らが出席し、調印式を行った。
当日は同大学の客員教授でもある森田理事(熱海聚楽ホテル社長)が「ホテル・観光業界について、ホスピタリティ・おもてなし、現場でのエピソード」の講義を行った。また調印式に続いて「熱海ホテル旅館・合同企業説明会」があり、熱海温泉のホテル旅館7社による会社説明会と1次面接を実施した。熱海人気の急騰で市内のホテル・旅館では人手不足が続いているが、大きな戦力強化が期待されている。
同大学では、今回の連携協定をきっかけに相互関係の強化をはかり、観光立国を担う次代のサービス産業を支える人材の育成を目指すとともに、日本を代表する温泉地である熱海市の活力ある地域づくり・発展にホスピタリティ人材の輩出を通じて寄与していく方針。その一環として今後、熱海でのインターンシップや、Iターン就職支援にも積極的に取り組むこも確認された。
◆学校法人創志学園 東京経営短期大学をはじめ、環太平洋大学(神戸)、国際ビジネスカレッジ専門学校などグループ全体で3万4000人が学ぶ。本部は神戸市
◆合同説明会参加ホテル旅館(五十音順) 熱海聚楽ホテル、秀花園・湯の花膳、天成園、ホテル・サンミ倶楽部、ホテルニューアカオ、ホテルミクラス、リラックスリゾートホテル
◆熱海市の産学連携協定 熱海温泉ホテル旅館協同組合(武蔵野大学「ランディング・マネジメントゼミ」、東京経営短期大学。熱海市観光協会連合会(早稲田大学総合研究機構)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。