伊東市の旧伊東マンダリン岡本ホテル跡地売買をめぐる贈収賄事件で、土地購入の便宜を図った見返りに建設会社から賄賂を受け取ったとして、収賄罪に問われた前市長、佃弘巳被告(71)らの初公判が9月25日、東京地裁で開かれた。佃被告は「間違いありません」と起訴内容を認めた。
贈賄罪に問われた「東和開発」元社長、森圭司郎被告(48)も起訴内容を認めた。現金の受け渡しを仲介したとして収賄幇助罪に問われた会社員(50)は、一部の金銭授受の趣旨について「詳細はわからなかった」と述べた。
(熱海ネット新聞)
◆起訴状 佃被告は市長だった2015年8月下旬~9月上旬、東和開発が所有するホテル跡地を市が購入した取引に関し、謝礼として森被告から直接、現金300万円を、稲葉被告を介して現金1000万円を、それぞれ受け取った。
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