徳川家康が愛し、8代将軍の吉宗に至っては、江戸城に運ばせたという由緒ある熱海の湯がついに入浴剤になった。入浴剤大手のバスクリン(東京都港区)が、熱海市観光協会連絡会(森田金清代表)と共同企画・開発したもので、9日から「日本の名湯 熱海」として全国で発売する。
漢方薬の津村順天堂が徹が手掛けた 「日本の名湯」シリーズは30年の歴史を持ち、「熱海」は16番目。今回は、乳頭や嬉野など4湯とセットになった「日本の名湯 くつろぎ美人湯」(10包、税込み1050円)として満を持しての参戦。
新作「熱海」は爽やかな海と新鮮な果実や花を組み合わせた香りを採用、湯色は海上花火を連想させる透明タイプの赤だいだい色。
今月17日からは熱海限定品「日本の名湯 熱海」も売り出される。熱海在住のデザイナー、さかいりえこさんが観光客向けにデザインした5包みセット(630円)。市内の土産物店や旅館・ホテルで発売する。
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