
「あたみ湯ったりアートフェスティバル」の目玉、MOA美術館のプロジェクト・マッピング「SPACE ECHO」が20日、館内の円形ホールで始まった。約3カ月かけ、大阪を本拠地に活躍するアーティスト集団「COSMICLAB」が「大宇宙を感じる全天周体感映像アート」をテーマに作り上げた。
頭上の直径22m、高さ10mの360度円形ドームが全天周シアターとなり、太陽系惑星がそれぞれ固有の音を発しながら回転し、宇宙を連想させる音を奏でる。来場者は地動説を唱えたガリレオの気分が味わえる。
ドームのパーツ1440枚に合わせて作られた惑星の映像が6基のプロジェクターから投影され、ホール中央に設置された大きな卵型のセンサーに手をかざすと様々な映像に変わり、宇宙空間を双方向で楽しむことができる。無料エリアで開催。26日まで。
◆COSMICLAB 奈良・明日香村の高松塚古墳や弘法大師が開いた高野山開創1200年イベントのプロジェクションマッピングを手掛けたアーティスト集団。
問い合わせ MOA美術館〈電0557(84)2511〉へ。
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