
MOA美術館は4日から尾形光琳(1658-1716)の没後300年を記念して、特別展「燕子花と紅白梅 光琳アート 光琳と現代美術」を開催する。尾形光琳は、やまと絵の伝統をふまえつつ、斬新な意匠性と装飾性をもった芸術を完成させ、後世に多大な影響をあたえた。
平成27年(2015)の光琳300年忌に際し、光琳の二大傑作である国宝「燕子花図屏風」と国宝「紅白梅図屏風」を同時に展観する特別展を開催する。同展では光琳100年忌・200年忌等で紹介された光琳の名品、並びに、光琳の影響が窺える現代美術を展示する。
光琳100年忌にあたる文化12年(1815)には、酒井抱一が遺墨展を行い、それを機に『光琳百図』が刊行された。200年忌にあたる大正4年(1915)には、三越呉服店が「光琳遺品展覧会」を開催した。
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