
熱海市は18日未明のソチ五輪団体ジャンプに備え、冬季五輪が開催されているソチ市とゆかりのあるツツジの前で、熱海市が作ったメダル獲得ボードに羽生結弦選手の金メダル(フィギュアスケート男子シングル)を追加。男子ラージヒルで銀メダルを獲得した葛西紀明選手率いる日の丸飛行隊にエールを送り、メダル獲得を祈念した。
親水公園渚デッキにあるこの1本のツツジは、1973年5月に当時のボロンコフ・ソチ市長が日ソ親善協会(当時)の招きで熱海を訪問した際に植樹したもの。プレートには「ロシア(旧ソビエト連邦)ソチ市長 来熱記念植樹」「オオムラサキツツジ 昭和48年(1973年)5月22日」と刻まれている。
当初、お宮緑地に植えられていたが、昨年来の遊歩道整備に伴い、現在の場所に移植された。
注目の団体ジャンプでは、日本は4人全員がK点超えのジャンプに成功。長野五輪以来4大会、16年日りのメダル(銅)をゲットし、メダル獲得ボードに名を刻むことになった。
(編集主幹・松本洋二)
◇熱海市とソチ市 1963年、3人の市議有志がロシア屈指の温泉観光都市であるソチ市を訪問。以降交流が続き、ソチ市から姉妹都市提携の申し出があったが、当時の社会情勢から実現しなかった。
【写真】熱海市広報課
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