
NPO法人日向家熱海別邸保存会は19日、起雲閣2階ギャラリーで「世界遺産の建築家ブルーノ・タウト−深紅の情熱展」を開催した。
旧日向別邸の地下室と、それを設計したドイツの建築家ブルーノ・タウトに関する資料などを展示し、保存会のメンバーが紹介した。熱海の名建築の資料や、昭和の熱海、多賀の写真も展示され、多くの市民や観光客が見入っていた。
◇旧日向別邸 ドイツ人建築家ブルーノ・タウトが日本に残した唯一現存する建築。重要文化財。 アジア貿易で活躍した日向利兵衛が昭和8年、熱海春日町に 温泉付分譲地を購入し、昭和9年から昭和11年にかけて建てた別邸。昭和27年からは民間企業の保養所として使用されてきたが、平成16年、東京在住の女性の寄付を受け、熱海市が取得した。
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