
糸川遊歩道のあたみ桜と入れ替わるようにホテル貫一前(道路向かい)にある「坂町の寺桜」が見ごろを迎え、熱海を訪れた人たちや市民に本格的な春の到来を感じさせている。
見事な一本ザクラは樹齢およそ140年の大寒桜で、この場所がかつて医王寺の境内であったことから「寺桜」と呼ばれ、「坂町」は当時の地名に由来する。
昭和19年の「本町大火」、昭和25年の「熱海大火」の2度の大火を生き抜いたことから幸運の桜としても知られる。
坂町の寺桜は、染井吉野桜が開花するまで咲き続け、バトンを渡す。
(編集主幹・松本洋二)
見ごろが過ぎた糸川のあたみ桜
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。