
「建国記念の日」の11日、来宮神社で初代天皇・神武天皇即位をたたえる「紀元祭」が斎行された。雨宮盛克宮司の神事に続いて巫女が先人の功績を称える神社神楽「悠久の舞」を神前に奉奏し、国家の平安などを祈願した。2月11日は明治6年、旧暦を換算して「紀元節」としたが、昭和23年に廃止。神社本庁などの復活運動で昭和41年、国民の祝日となった。
◆悠久(ゆうきゅう)の舞 昭和15年の紀元2600年奉祝の時に、元寇襲来の際、宏覚禅師が詠まれた「すえの世の末のすえまで我が国は よろずの国にすぐれたる国」の歌に、宮内省の多忠朝楽長が作曲作舞。昭和39年に多静子さんが巫女舞に改作した先人の功績を称える神社神楽舞。
写真=来宮神社
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