
俳優でタレントの哀川翔さん(53)が18日、MOA美術館能楽堂で開かれた「教育講演会」(熱海市PTA協議会主催=磯聖幸会長)に登壇し、小中学生の保護者約450人に子育て術を熱弁した。
伊豆山港「喜久丸」の松本早人船長が同協議会の役員で、哀川さんが喜久丸の常連客だった縁で実現した。哀川さんは、子供5人を育てた経験から「うそをつかない、物を盗む、人を傷付ける、この3つだけはしないようしつけてきた。それ以外は何やってもよしと」「1日3秒だけぎゅっと抱きしめる、これだけで子供は安心する」などと持論を展開。「5人ともぐれずに育ってくれた。やりたいことは自分で決めさせ、何かあった時に出て行くのが親。それまで健康に遊ばせておけばいい」と哀川家の子育て術を披露した。
◇哀川翔(あいかわ・しょう) 1961年徳島市生まれ。父親は海上自衛隊のパイロット。路上パフォーマンス集団「一世風靡セピア」のメンバーで歌手デビュー。「Vシネマの帝王」として知られ、映画「ゼブラーマン」でも主演。ラリートドライバーでも活躍。「早寝早起き」が信条で朝日が昇る午前4時半に起き、午後8時には床に入る。3男2女の父。
写真=伊豆山港でアマダイをゲットした哀川翔さん(熱海喜久丸より)
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