
熱海市議会11月定例会の一般質問が10日始まり、自民党議員団と民主党・市民クラブ議員団の6氏が質疑・討論した。トップで登壇した川口健氏(自民党議員団)は、さくらの名所散策路の現在の進捗状況と、名称についてただした。同散策路は伊豆多賀駅と熱海高校を結ぶ遊歩道で、通学路にするとともに多賀湾が見渡せる新たな桜の観光名所作りに平成14年度に整備工事に着工した。しかし、全延長760メートルのうち、342メートルが完成した時点で用地買収が難航し中断。県の協力などで昨年、工事を再開した経緯がある。
進捗状況について、斉藤市長は26年度末で残りは364メートルとなっていたが、27年度に約160メートルが整備完了し、残りは約200メートル、と説明したうえで、28年度中に整備が完了。「平成26年度に入学した生徒には、卒業までに新しくできた散策路を歩いてもらいたい」と述べた。
「新たな名称」については「さくらの名所散策路の名称踏まえて、今後、検討していきたい」と話した。
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