
熱海の夏祭りの最後を飾る熱海市上多賀の多賀神社(雨宮盛克宮司)の例大祭が29日、盛大に挙行された。社殿での神事に続き、境内で市指定無形文化財の鹿島踊りが奉納され、多賀神社鹿島踊り保存会(杉本晟会長)の会員30人が扇と幣束を手に伝統の踊りを披露。地元市民らが周りを取り囲み、熱心に見入った。
市教育委員会による鹿島踊り永年勤続表彰、神社庁表彰、神社感謝状贈呈が行われた後、御神幸行列が神社を出発。鉾(ほこ)や獅子に先導されて、厄年奉仕者の担ぐ御鳳輦(ごほうれん)が各地区を巡行し、青年部・青魁会(せいれいかい)の神輿が威勢よく練り、祭りを盛り上げた。
戸又港近くの135号線沿いのお旅所でも神事に続いて鹿島踊りを奉納し、多賀地区の繁栄と平和を祈った。御神幸行列は神社に到着後、還幸祭の神事を行い、鹿島踊りを奉納した。
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