
天皇陛下の誕生日(12月23日)に献上する早咲き梅の枝切り作業が16日、「日本一早く咲く梅」で知られる熱海梅園であった。熱海市広報課の西川果歩さんが紅梅の八重寒紅(やえかんこう)と白梅の冬至梅(とうじばい)の2種類計20本を丁寧に切り取った。開花まじかのこれらの梅の枝は市庁舎の暖めた室内でつぼみを膨らませたあと、22日に宮内庁へ届ける。
熱海市では、今年で82歳を迎えられる天皇陛下が皇太子時代の昭和44年から毎年続けており、今年で47回目。この梅は英国大使館や韓国大使館にも持参する。
◇熱海梅園の梅 58種類473本が植えられており、現在早咲き種の梅50本が開花。献上梅の枝切りは昨年より1日早く、開花している梅も24本多い。暖冬で開花スピードは例年より約1カ月早く、お正月には十分楽しめる。新年1月9日には熱海梅園梅まつりが開幕する。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。