
熱海梅園で梅が初開花した16日、熱海市・和田木の月見ヶ丘公園で「ヒマラヤザクラ」が開花した。先週末から淡いピンク色のツボミを膨らませていたが、一気に花を咲かせた。昨年の市内の初開花は11月17日で今年の方が1日早かった。熱海の桜は日本一の早咲きとして知られ、桜の先陣を切って11月中、下旬にヒマラヤザクラが開花し、12月初旬に見ごろを迎える。
ネパール原産のヒマラヤ桜は1968年、同国のビレンドラ皇太子(当時)から贈られた種が始まり。市が種から若木を育て、市内各所に植栽した。当時植えられた原木で現存しているのは県立熱海高下の傾斜地の1本のみ。こちらはまだ開花していない。
◆主なヒマラヤザクラ 渚親水公園(2本)、多賀中学校体育館脇(2本)、さくらの名所散策路(15本)、長浜海浜公園(29本)
月見ヶ丘公園
県立熱海高下の原木
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