
熱海市議選の最終日を迎えた25日、各陣営は、市街中心部などで最後の訴えに力を込めた。
3期目を目指す杉山利勝氏(55)の陣営では、午後7時45分から平和通り商店街のファミリーマート前で”ラストラン”を締めくくる帰陣式を行った。
深澤榮治後援会長、阿部正光選対本部長、下田好治田原本町町内会長のあいさつに続いて、杉山氏がマイクを握った。
「帰陣式にこれほど多くお集まりいただいて、あらためて責任の重さと皆様のご期待を決して裏切ることはできない、という思いを強くしております」と感謝。
続けて「80歳に近くなる後援会長が私と同じ道を、急な階段を一緒になって歩いてくださいました。阿部本部長には常に選対を引き締めていただき、こんな緩い選対じゃだめだぞ、と私ではなかなか言えない叱咤激励をしていただき、この日を迎えることができました」。そこまでと話すと、涙がほおを伝った。
前回市議選では「杉山は大丈夫」と楽観ムードが漂い、予想外の最下位当選。陣営は前回の反省を糧に上位当選を目標に一致団結。
選挙運動を終えると夫人とともに、支援者一人ひとりと握手を交わし、投票を呼び掛けた。
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