
第3回「熱海納涼芸妓まつり」が10日、11日の両日、熱海芸妓見番歌舞練場であった。お盆休暇で熱海を訪れる観光客や市民に楽しんでもらおうと熱海芸妓置屋連合組合同組合が開いた。玄関および広間で飲食を販売し、浴衣姿の芸妓衆が炭坑節や東京音頭の輪踊りも交えて舞い、会場を盛り上げた。ステージではお座敷あそびの「投扇興(とうせんきょう)」が開かれ、芸妓衆が初心者や子供たちに手ほどきをしながら雅な遊びを一緒に楽しんだ。お盆休暇の熱海の風物詩。
◆投扇興(とうせんきょう) 桐箱の台に立てられた「蝶」と呼ばれる的に向かって扇を投げ、その扇・蝶・枕によって作られる形を、源氏物語や百人一首になぞられた点式にそって採点。相手と得点を競うあそび。
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