網代温泉観光協会（川口健会長）は１５日、熱海市下多賀の大縄公園で今シーズン最初の「網代温泉ひもの祭り」を開催した。秋・冬季の集客イベントで、この時期にひもの祭りを目的に南熱海を訪れる観光客が増えている。４１回目を迎えた今年は、初日の１４日が雨で中止。この日も朝方まで小雨がぱらついたが、ひもの祭りを楽しみにしていた観光客や市民が食欲をそそる煙と匂いに誘われ、次々に訪れた。
来場者には、赤い法被姿の協会役員らが炭火で手際よく焼いた脂の乗ったアジのひものを１枚づつふるまわれ、用意されたテーブル席で味わった。会場ではアジ、カマス、キンメなどの干物やイカメンチ、さざえめしなどの地場産品も販売した。次回は１２月１２日に開催する。

◇２０１５年網代温泉ひもの祭り
場所　大縄公園（網代駅より徒歩３分）
日時　１１月１４日（土）１５日（日）、１２月１２日（土）１３日（日）、１月９日（土）１０日（日）
場所　うみみえーる長浜（長浜海浜公園）
２月２７日（土）２８日（日）
※ひもの無料試食は各２日で５０００枚、なくなり次第終了。
問合せ　綱代温泉観光協会　０５５７－６８－０１３６