
第2回「熱海納涼芸妓まつり」が8日、熱海芸妓見番歌舞練場で始まった。夏休み休暇で熱海を訪れる観光客や市民に楽しんでもらおうと熱海芸妓置屋連合組合同組合が企画した。浴衣姿の芸妓衆が優美な舞いに炭坑節や東京音頭の輪踊りも交え、会場を盛り上げた。ステージではお座敷あそびの「投扇興(とうせんきょう)」が開かれ、芸妓衆が初心者や子供たちに手ほどきをしながら雅な遊びを一緒に楽しんだ。
玄関や広間では焼き鳥や生ビール、かき氷などを販売。芸者衆の感謝の気持ちを込めた入場場無料とも重なり、満席の賑わい。同組合では、毎年8月の「華の舞」を休演。一昨年は従来の「初川納涼市」に代えて「川床」を実験的に開催したが、昨年は芸妓衆と生ビールや輪踊りなどをエアコンの効いた室内で楽しめる熱海納涼芸妓まつりを開催した。好評だったことから毎年この時期の定例イベントにする方針。9日まで。
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