【ゴルフ】連覇を狙う渡辺彩香、1打差の3位スタート 馬場と笠が首位

◇ヤマハ・レディース葛城第1日(31日・静岡県葛城GC=6568ヤード、パー72)
大会連覇を狙う渡邉彩香(22)=大東建託=は5バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの70で回り、首位に1打差の3位で発進した。彩香自慢のオレンジドライバーが冴え渡り、15番から怒涛(どとう)の4連続バーディー。4つのロングで3個のバーディを奪った。「今季は賞金女王を意識して戦うのでこの大会は大事な意味を持つ。調子自体はいいし、葛城の攻略ポイントである風対策もしてきている」と連覇への手ごたえを隠さない。馬場ゆかりと笠りつ子が3アンダーの首位。3位は渡邊のほかにテレサ・ルー(台湾)、申ジエ(韓国)3位。71の6位に西山ゆかり、鈴木愛ら8人。前週優勝のキム・ハヌル(韓国)は72で14位につけた。

◆渡邉彩香のドライバー

BRIDGESTONE GOLF J015 オレンジカラー ※1
ロフト:9.5度
シャフト:Tour AD PT-6
フレックス:X
長さ:45.25

FullSizeRender (98)

ディフェンディングチャンピオンとしての責任とプライドを背負い、連覇へ向けて好スタートを切った渡邉彩香。この日は、15番から怒とうの4連続バーディーを決めるなど、まさに女王のゴルフを展開した。週初め、28日からコース入りして意欲的な調整を続けている。ダテに地元の「静岡県で開催されるトーナメントは全て勝つ」と宣言しているわけではない。そうはいっても、好事魔多し。後半の4番(ショート)で、ティーショットのミスが災いしてダブルボギーを叩いた。

「今日のゴルフの調子で、2アンダーならベストかなぁと思う」と採点。世の中、すべてがうまくいくとは限らないことを肝に銘じた。今大会は、2002年ワールドカップ日韓大会で、日本代表がベースキャンプとした宿舎で過ごしている。29日のシリア戦は、テレビ観戦し、「やっぱり本田さんは格好いい」とニンマリ顔だった。ご贔屓が活躍すれば、それはパワーに変わる。今大会、どんな美学をアピールするか。

文と写真=LPGA

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ピックアップ記事

  1. 2023-8-23

    熱海海上花火大会に1万2千人、手荷物預かり場に長い列

    熱海海上花火大会の夏季シリーズ第5弾が8月22日夜、熱海湾であり、1万2千人(主催者発表)が…
  2. 2023-8-21

    被災地を照らす大輪の花火 伊豆山港で海上花火大会

    熱海市の伊豆山港で8月20日、伊豆山温泉海上花火大会が開催された。午後8時20分から35分ま…
  3. 2023-8-17

    お盆の夜焦がす網代温泉海上花火大会 去り行く夏惜しむ

    熱海市の網代湾で8月16日午後8時30分から、網代温泉海上花火大会(同温泉観光協会主催)が開…
  4. 2023-8-17

    熱海市で「百八体流灯祭•送り火」長浜海岸に110基のかがり火

    熱海市のお盆の伝統行事「百八体流灯祭」(多賀観光協会主催)が8月16日夜、多賀地区の長浜海岸…
ページ上部へ戻る