
斉藤栄市長は26日の定例記者会見で、NPO法人あたみオアシス21(中島美江理事長)を特命(非公募)で起雲閣の指定管理者にする議案を6月定例会に上程しないことを明らかにした。
市長は昨年11月定例会で、オアシスに特命で指定管理者を新たに3年間継続させる議案を上程したが、議会側はオアシスの実績を評価しながらも、「公募が原則」と否決(賛成4、反対8、退場3)。市長は2月定例会では上程を見送り、4月の市議選を挟んで6月定例会に再提出する準備を進めていた。しかし、市議選で野党の自公が過半数の議席を獲得したことから断念した。
市当局は6月議会の当初上程を見送った上で正副議長、各会派ごとに協議を進め、追加上程を模索する。
オアシスとの3年間の指定管理契約が3月末で満了したのに伴い、市は4月から起雲閣の一部管理業務をオアシスに委託する形で市直営に戻していた。
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