熱海の老舗干物店「釜鶴」5代目の二見一輝瑠(ひかる)さんが11月3日、熱海港で始まった開催「さおさかなフェスティバル」で体験型干物教室を開いた。
網代湾で朝水揚げされたイサキ、ムロアジ、アブラカマス、サバ、フグ、クロムツを使い、会場を訪れた親子に干物作りのノウハウを伝授。それぞれ手をとって二枚おろしなどを指導し、塩漬けまでを手伝った。その工程を多くの市民や観光客が興味深く見守った。干物は3時間ほど天日干しして完成し、参加者たちは満足そうに持ち帰った。
11月4日は釜鶴の先祖で郷土の義人として知られる釜鳴屋平七の命日。この日に続いて午前9時から干物教室を開く。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
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