
熱海市の姫の沢公園(標高450~700メートル)の山道を走る「第2回熱海・姫の沢トレイルランニング大会」(日本スポーツコミュニケーション協会主催)が4月16日、池の広場付近を発着点に開催された。青空に新緑が映える中、選手たちは石仏の道、日金山東光寺、十国峠を軽やかに駆け抜け、山から一望する春景色を眺めながらランニングを楽しんだ。沿道には山桜、モクレン、スノーフレーク、シャクナゲなどが咲き、選手たちをもてなした。
熱海市からは昨年に続いてミス熱海梅の女王・熊谷明日可さんが出場したほか、熱海市体育協会の杉山誠一理事長、熱海鮮魚組合の宇田勝組合長、ホテルニューアカオ「アカオリゾート公国」の幹部社員、熱海市職員の栗木崇学芸員らが出場し、爽やかな汗を流した。熊谷さんは東京マラソン(2月26日)にも出場し、4時間40分で完走。同マラソンで着用した熱海市を宣伝したTシャツ、ゆるキャラ「あつお」のマスコット人形と一緒に快走した。
開会式には齊藤栄市長が駆け付けてあいさつ、ミス熱海梅の女王のの参戦を紹介し、「首都圏ばかりでなく、京都や長野など全国からたくさんのランナーの皆さんに熱海に来ていただいた。本当にありがとうございます。姫の沢公園は東京ドーム23個分の大きさで、その山道を使って走っていただきます。記録も大事ですが、今日はぜひ記憶に残る素晴らしい熱海を味わってください」と選手たちを激励した。
(熱海ネット新聞)
◆熱海市体育協会の杉山誠一理事長 今大会を主催する日本スポーツコミュニケーション協会が熱海市体育協会に加盟し、強力な仲間が増えた。山道を利用して走るトレイルランニングは、坂道の多い熱海市にぴったりのスポーツ。素晴らしい発想だと思う。私も初挑戦させていただく。
◆4コースに370人 1周5・5キロのコースを使った4種目に県内外から約370人がエントリー。種目はロング(4周)、ショート(2周)、パイオニア(1周)、2人1組のファミリー(同)。午前11時から10分間隔で部門別に選手がスタート。マラソンで東京五輪出場を目指す八木勇樹選手(早大ー前旭化成)が大会アンバサダーに就任し、一緒に走った。
◆高低差が約250m 姫の沢公園を管理する熱海市振興公社によれば、この日のコースはおよそ半分が未舗装で高低差が約250メートルあり、徒歩で約1時間半。バイクでも20分かかる。
マラソンで東京五輪出場を目指す八木勇樹選手(前列左)=早大時代は箱根駅伝など駅伝3冠
熱海市教育委員会の栗木崇学芸員=ショートの部で総合6位
梅の女王・熊谷明日香さん(右から3人目)=パイオニアの部で女子総合7位
宇田勝さん(右)
ホテルニューアカオ「アカオリゾート」の精鋭
熊谷明日香さん
熱海市体育協会の杉山誠一理事長
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