今週日曜11月11日に熱海市中央町の市役所前に横浜家系ラーメン「あたみ田中家」が新規オープンするのを前に6日、試食会が開かれた。内田宗一郎市観光協会副会長(古屋旅館)を皮切りに心待ちしていた市民が次々に訪れ、熱海初の家系豚骨ラーメンをに舌鼓を打った。
店主は熱海市出身で熱海青年会議所(熱海JC)元理事長の田中悟志さん(55)。神奈川県茅ヶ崎市内で長年宿泊業を営み、大好物だったのが、横浜発祥の豚骨醤油で太麺の「家系ラーメン」。その“家系”の美味しさを市民や観光客に味わってもらおうと店長の山田隆司さん(47)とともに神奈川県内の老舗家系ラーメンで修行し、出店した。
営業時間は午前11時から午後9時(火曜休店)。熱海市内の飲食店は午後2時過ぎから同6時まで営業している店がほとんどない。観光客などから「午後に食事できる店がないのか」の声を聞き、エアポケットになっていた夕刻の時間帯も休まず営業することにした。カウンター席を2つ設け、全15席を用意。満席の場合は臨時テーブルもある。
開店の11日から13日までの3日間は「開店記念」として醤油、塩、味噌の豚骨ラーメンが全品500円(税込み)で提供する。ビール、ハイボール、ウーロンハイは各300円で販売する。筆者も味わったが、家系ラーメンは美味い!
(熱海ネット新聞・松本洋二)
🔸あたみ田中家 熱海市中央町1ー5 水梅ビル1F 旧ちゅうしんの蔵。
🔸家系ラーメン 横浜発祥の豚骨醤油で太いストレート麺。豚骨や鶏ガラから取った出汁に醤油のタレを混ぜた豚骨醤油スープ。ホウレンソウ、チャーシュー、海苔が付く。味の濃さ、スープの脂の量、麺のゆで加減の調整注文ができる。屋号に「〜家」とついているところが多かったところから、家系と呼ばれる。
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