
首都圏に最も近い有人島、熱海市初島で5月1日、初島ところ天祭りが始まった。今年で44回目。初島港前特設会場では初島名物のところ天を1杯100円で提供し、ところてんの原料である地元特産のテングサをPR。東京、神奈川などから訪れた観光客らが酢醤油、初島風のみそだれ、黒みつから好みのたれを選んで初夏の味覚を味わった。
会場の一角では、熱海港と同島を結ぶフェリー「イルドバカンス」の到着に合わせて同島で採れた天草を大鍋で煮る実演をし、ざるや布でこしたりしてところてん作りを披露。行楽客に初島の魅力をアピールした。会場ではサザエつぼ焼きや原料のテングサ、ところてん、黒磯のりなど初島の特産品を販売。島内の民宿に宿泊した人には、ところてん試食券のプレゼントもある。
期間中(5日まで)の来島客数は1万人を見込んでいる。午前10時~午後4時。各日1200食を用意している。
(熱海ネット新聞・松本洋二)
■問い合わせは0557-67-1400(初島区事業協同組合)
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