新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が発令される中、ゴールデンウイーク真っ只中の5月1日、熱海市は今年最高の気温25・3度を観測し、今年初の夏日となり、6月下旬の並の暖かさとなった。例年なら観光客で賑わう熱海サンビーチも全国的な感染拡大防止の外出自粛で人の姿がなく、物寂しい雰囲気が漂っている。
市内の観光施設は営業を休止し、飲食店も店を閉めており、観光客でにぎわう例年とは大きく様変わりした。
市内の名所旧跡を循環する「湯~遊~バス」も運行を休止し、バス停留所やタクシー乗り場も閑散。タクシーの運転手は「ゴールデンウイークとはとても思えない。閑古鳥が鳴いている」とこぼした。
政府は5月6日としていた緊急事態宣言を5月末まで延長する方針だが、休業要請や休業補償などの対応は決まっておらず、廃業を考える経営者も出てきた。
(熱海ネット新聞)
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