令和樹神會、熱海中学校を訪問「モォー」塩見校長も豪快に「麦こがし」 

来宮神社の例大祭で本年度御鳳輦(ごほうれん)奉仕を行う厄年奉賛会「令和樹神會」(れいわこだまかい)」は7月3日、会員たちの母校である熱海中学校で恒例の「天狗慰問」を行った。
裃(かみしも)姿などの男子役員と天狗、女子部員の17人が、磯部直人権禰宜(ねぎ)とともに訪問し、3年生生徒110人と交流。42歳になった男子が厄落としのため、1年間にわたって奉仕する熱海固有の「御鳳輦奉仕」の伝統や熱海こがし祭りの由縁ついて説明した。
二見一輝瑠会長は「今年度は男子27人、女子18人で活動している。27年前の同級生です。みなさんも将来、御鳳輦をする仲間になる可能性がある。友だち同士のきずなを大切にして、42歳になった時に一緒にやろう、と声を掛けて合ってほしい。中学生の時とはまた違った感動が生まれて来る。私たちはその伝統をつなぐため、今やらせてもらっている」と呼びかけた。

続いて、天狗に扮した会員3人が、「モォー」という掛け声とともに麦こがしを生徒たちに放って、健康や志望校合格などを祈った。
女子部長を務める武井奈緒さんの長女で女子相撲の全国大会で活躍する武井陽奈(ひな)さんや塩見和彦校長も天狗体験に挑戦し、豪快に麦こがしをまき、会場を沸かせた。生徒たちには御神幸行列で天狗がまく「こがし」がプレゼントされ、生徒代表が「私たちも42歳になった時に、ここにいる仲間がみんな集まって御鳳輦を受け継いでいけるような大人になりたい」と感謝の言葉を述べた。
(熱海ネット新聞)
■御鳳輦(ごほうれん)大厄の42歳を迎える男子が節分から翌年の節分まで来宮神社の氏神様に仕え、ご奉仕することで厄を逃れる。熱海では「御鳳輦奉仕」として代々引き継がれ、7月の来宮神社例大祭では、猿田彦の神の天狗をとともに、御鳳輦が氏子町内を渡御する。

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