
静岡県は7月13日、熱海市の90代の女性がマダニの媒介によるとみられる「日本紅斑熱」を発症したと発表した。県内では今年3例目。女性は7月4日ごろに発熱、11日から医療機関に入院して治療を受けていたが、検査で病原体遺伝子が検出された。女性は自宅の畑で農作業をしていた。右上腕部にマダニに刺されたとみられる痕があったが、自覚はなかったという。
県内の今年1例目の70代女性(5月1日)、2例目の50代男性(5月21日)も熱海市。マダニは山や草むらなどに生息し、秋まで活動が盛んなため、県と市は、屋外で活動する際は、長袖や長ズボンを着用するなど対策をとるよう呼びかけている。
(熱海ネット新聞)
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