熱海滞在の海水浴客がコロナ感染 8日、9日、10日の3日間利用

静岡県は8月14日、熱海市内の海水浴場を3日に渡って利用した人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。居住地は県外で年齢、性別、職業は不公表。同居家族はいない。
この人(県392例目、熱海市34例目)で8月7日に複数の友人と県外から公共交通機関で熱海へ移動。8日、9日、10日の3日間、昼~夕にかけて市内の海水浴場を利用した。8日と9日の夜は市内の店舗で飲食した。9日に鼻づまり(発症日)の症状があったが、翌日も海水浴を続けていた。11日に咳(せき)や味覚障害が現れ、医療機関を受診、薬を処方された。12日に発熱したことから、帰国者接触者相談センターに相談。抗体検査で陽性が判明し、県東部の感染症指定医療機関に入院した。濃厚接触者は、一緒に滞在した友人。感染経路は調査中。神奈川県、千葉県の海水浴場は開設しておらず、海水浴場利用者のコロナ感染はこれまで報道がない。極めて異例。
(熱海ネット新聞)
■ 熱海市34例目の行動履歴
8月7日 県外から熱海市へマスクを着用し、友人らと公共交通機関で移動。
8月8日 昼~夕、熱海市内の海水浴場を利用。夜、熱海市内の飲食店を利用。
8月9日(発症日)鼻づまり、昼~夕、熱海市内の海水浴場を利用。夜、熱海市内の飲食店を利用。
8月10日 鼻づまり。昼~夕、熱海市内の海水浴場を利用。
8月11日 鼻づまり、咳、倦怠感、嗅覚障害。マスクを着用して医療機関を受診し、薬を処方される。
8月12日 発熱、鼻づまり、咳、倦怠感、嗅覚障害。抗原検査で陽性判明。

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