

熱海市の特別養護老人ホーム「姫の沢公園荘」を運営する社会福祉法人「熱海いでゆの園」の田島秀雄理事長と菅野幸宏施設長は8月31日、市役所に齋藤栄市長を訪ね、新型コロナウイルス感染症への対応を求める要望書を手渡した。
要望書では、感染者発生時の正しい情報の迅速な発信、福祉施設内でのPCR検査の強化と事業継続への財政支援、マスクや手袋、消毒液などの安定的な供給体制の確保、感染リスクを抱えながら最前線で活動する人への支援ーーなど5項目。
田島理事長は「これは姫の沢公園荘ばかりではなく、市内全ての介護福祉事務所が抱えている悩み。高齢者が多い熱海市として独自の取り組みを発信してほしい」と訴え、市長は「国県市の制度を利用し、できる限りの支援をしたい」と応じた。竹部隆市議会議長が同席した。
熱海市では、8月中旬に入居型介護有料老人ホームに入居する市外の高齢者が、新型コロナウイルスに感染。濃厚接触者として職員がPCR検査を受けるなど、対応に追われた。
(熱海ネット新聞)
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