熱海市は9月15日、2019年6月の第2回熱海国際映画祭に関連して協力会社(原告、映画制作会社)から市(被告)に対し、931万円8643円などの支払いを求める「費用償還等請求」の訴状が東京地方裁判所民事部に提出され、市も同日受理したと発表した。当初、熱海市は第2回熱海国際映画祭についても主催者に名を連ね、一度は開催を発表したが、その後、第1回熱海国際映画祭の約1465万円の赤字(残債896万円)などが判明。市は実行委員会の髪林孝司業務執行担当(フォーカス代表取締役)と袂を分かち、映画祭から撤退し、髪林氏が単独で開催した。しかし、この間に実施し、埋もれる形となった市の関与を見込んだ第2回熱海国際映画祭のポスター制作や集客準備などの経費が宙に浮き、未払いの状態が続いていた。
市は今後、顧問弁護士と相談して対応する。
第1回口頭弁論は、10月27日に予定されている。
(熱海ネット新聞)
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