
日本食品衛生協会の食品衛生指導員全国大会で、食品衛生功労者の会長表彰を受けた菊地昭夫さん(76)に対する表彰状の伝達式が11月12日、市内渚町の住吉屋本店で行われた。菊地さんは、洋菓子店・住吉屋の店主で、熱海支部の食品衛生指導員として42年間、市内の食品衛生向上に取り組んだことが認められた。熱海食品衛生協会の森田金清会長が賞状を伝達し、功績をたたえるとともにさらなる活躍に期待を寄せた。
菊地さんは「受賞できたのは組合員の皆様のおかげ。コロナ禍で保健所の業務が煩雑になっている。今回の受賞を機にこれからも指導員としての活動を一層頑張りたい」と意気込みを示した。
森田会長は「菊地さんは40年以上にわたり、施設の巡回指導など食品衛生協会の事業活動に積極的に協力され、今年9月に達成した熱海市の食中毒ゼロ連続1000日にも貢献された。これからも安全な食の提供に頑張っていただきたい」と激励した。
同表彰は例年、都内の全国大会で行うが、今年は新型コロナウイルス感染防止のため、都道府県ごとに実施。静岡県は11月11日に静岡市の中島屋グランドホテルで開いた。県内の会長表彰受賞者は7人。市内では5年ぶり。
(熱海ネット新聞)



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