
来年度の予算編成に向けた熱海市の2役ヒアリングが1月8日、始まった。齋藤栄市長と金井慎一郎副市長が各部課や教育委員会から要望などを聴いて事業の取捨選択を行うもので、18日まで続ける。
予算編成へ向けた各課の要求額は計約196億4千万円。一方、歳入は新型コロナウイルス感染拡大の影響で税収が13〜14億円ほど減少し、157億円を見込んでいる。現時点で差額が39億4千万円あり、これを財政当局が23億円ほどに圧縮。不足する15〜16億円は起債で対応する方針で、今回のヒアリングでは残る7〜8億円を埋める作業を行う。
来年度の予算規模は、2020年度当初予算の186億3100万円を下回る見込みで、市長は「限られた財源で費用対効果を高め、市民が希望を感じる予算をな編成したい」と述べた。
(熱海ネット新聞)
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