
梅まつり開催中の熱海梅園で、遅咲きの思いのまま、見驚(けんきょう)、藤牡丹枝垂、曙が咲きだし、これで全60種469本のうち、51種429が出揃った。
「思いのまま」は、1本の木に紅梅と白梅が混在して咲く珍しい品種。育てている人の希望などまるで気にせず思いのままに咲き分けるのでその名がついた。1輪の中にピンク色の花びらが混じったりして毎年姿を変える。「輪違い」ともいい、熱海梅園には6本植えられており、最も人気が高い。
毎年、このアイドル梅が咲き出すと、早咲き勢の見頃が終盤に差し掛かり、中咲き、後咲き梅が順にピークに突入。主役の梅が週ごとに交錯し、熱海梅園はトップシーズンを迎える。
(熱海ネット新聞・熱海梅園取材班)
◾️未開花の梅(2月13日現在) 月影枝垂れ、武蔵野、緑萼枝垂れ、桃園、東錦、白獅子、乱雪、開運※2019年8月の強風で倒木した甲州最小は除く。







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