

熱海市の来宮神社は7月9日、今年度の例大祭(7月14日〜16日)のうち、16日の神輿渡御、御神幸行列、浜降りを含む「神幸祭」を延期すると発表した。伊豆山地区の甚大な土砂災害を受けての対応で、同日、雨宮盛克宮司、祭典委員会、今年度の厄年奉賛会「令和絆楠會(れいわはんなかい)」、御鳳輦世話人会が協議して決めた。延期日は決まっていない。
14日の宵宮祭と15日の本祭神事は神社役員数名で神事のみを斎行し、14日の宵宮祭前に土砂災害復旧活動安全祈願祭を執り行う。神事では神女神楽と浦安の舞の舞は例年通り奉納するが、鹿島踊りの奉納は昨年に続き取りやめる。
同神社によると、1950年(昭和25年)に戦没者慰霊のため、市内を巡航する「神幸祭」の開催日をずらしたことがあるが、延期は初めてという。
(熱海ネット新聞)
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