来宮神社「浜降り神事」4カ月遅れで挙行 伊豆山土石流災害に配慮

伊豆山土石流災害の影響で開催が見送られていた来宮神社例大祭の「浜降り神事」を含む神幸祭(例年は7月16日)が11月23日、同日の新嘗(にいなめ)祭に合わせて斎行された。
「浜降り」は来宮神社の神々が鎮座する御鳳輦(ごほうれん)を担いで海に入り、熱海の繁栄と平穏を祈願し、厄落としする神事。午前11時から白丁に身を包んだ厄年奉賛会「令和絆楠會(れいわはんなかい)」(藤間崇史会長)の会員約30人が、天狗の姿をした猿田彦を先頭に熱海サンビーチに入り、「みょうねん(妙念)、みょうねん」と声を上げながら海中を50メートルほどを渡御した。


この日は、勤労感謝の日の休日で好天にも恵まれ、多くの住民や観光客が見物に詰めかけ、声援を送るとともに、天狗が振り撒く麦こがしを浴びて無病息災を願った。
藤間会長は「浜降りは100年以上続く伝統神事。今年は約4カ月待った開催となったが、会員が一つなって強い気持ちで準備してきた。熱海全体に活気が戻るように身を清めて厄を落とした」と話した。
伊豆山神社と今宮神社の奉賛会役員も協力し、今年は伊豆山地区の復興も願った。
(熱海ネット新聞)

 

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