熱海に冬の訪れを告げる「忘年熱海海上花火大会」(熱海市ホテル旅館協同組合連合会主催)が12月5日夜、熱海湾で始まった。スターマイン、大空中ナイアガラをはじめ、大玉を含む3000発が澄んだ夜空を彩った。師走に入り、各宿泊施設は活況が続くが、施設内で見物する人も多く、観衆は約2500人(主催者発表)だった。
静岡県では、12月27日まで県民向け県内観光促進事業「バイ・シズオカ~今こそ!しずおか!!元気旅!!!~」が行われており、これが熱海でも人気。1泊(1人宿泊単価1万円以上)につき5千円の宿泊料が割り引かれ、買い物ができる地域クーポン2千円も。さらに熱海市内の宿泊者には、7月に発生した伊豆山土石流災害で大きな打撃を受けている市内観光事業の復興支援を目的に、市内の土産物店や観光施設などで使用できる「熱海応援クーポン」2000円も付く。市民が市内施設で宿泊利用する人も増え、伊豆山地区のホテル旅館も賑わいを取り戻している。
熱海市ではこの日で秋の誘客イベント「熱海梅園もみじまつり」が閉幕したが、「忘年花火大会シリーズ」がスタート。12(日)、18日(土)、25日(土)にも開催する。時間は各日午後8時20分〜午後8時40分。
また、市内の泉公園では26日(日)に伊豆湯河原温泉花火大会(伊豆湯河原温泉観光協会主催)を開く。時間は手筒花火が午後8時20分~午後8時40分、打上花火が午後8時40分~午後9時。夏に予定していたに恒例の納涼花火大会がコロナ禍で中止になり、収束したことから代替開催する。
(熱海ネット新聞)
https://airstair.jp/shizuoka-campaign/
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