
国宝「紅白梅図屏風(びょうぶ)と所蔵名品展」(〜3月27日)開催中の熱海市のMOA美術館の敷地内にある瑞雲郷梅園で紅白梅が咲きそろい、見頃を迎えた。園内には白加賀、青軸、八重寒紅、枝垂れ梅、思いのままなど約40品種、290本ほどが植えられ、爽やかな香りで来館者を出迎えている。
瑞雲郷梅園は、同美術館の創設者・岡田茂吉氏(明治15-昭和30年)が、昭和28年に国宝「紅白梅図屏風」(尾崎光琳作)を入手した際、同屏風の構図を参考にデザインされた。同美術館の正面ゲートの坂下にあり、入園無料。茶屋「清香亭」から清楚な紅白の梅の花々を観賞すると尾形光琳ワールドが体感できる。
(熱海ネット新聞)
写真=2月20日撮影
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