
お店の人が教えてくれる街のゼミナール「商店街のふれあい教室」(熱海商工会議所主催)の第5講座「初級!すり身使い方教室」が12日、熱海市咲見町の山田屋水産咲見町売店であった。工場長の石川清治さんが講師を務め、応募した5人の市民や居合せた買い物客に魚のすり身を使った「ごちゃまぜ★さつま揚げ」の作り方を伝授した。
最初はグチとたらのすり身300グラム(2~4人前)に砂糖(5グラム)、酒(大さじ1)、味の素(1グラム)、塩(同)、マヨネーズ(大さじ1)を入れて手で混ぜ合わせ、一口大に(20グラム)に形成して170度の油で素揚げして完成。続いて同じ分量のすり身にニンジン、玉ねぎ、ごぼうを入れて揚げ、2倍の分量に増えた「ごちゃまぜ★さつま揚げ」をそれぞれ味わった。
参加者たちは「濃い色に仕上げたい時は水あめを使う。その場合、水あめを酒で溶いでおく」「山芋は揚げるより蒸した方が調理しやすい」「家庭で作る場合はフライパンで十分」「合わない食材は梅干し(酸系)、青パパイヤ(酵素系)、生シイタケ」などと石川さんから教わったことをメモした。
さつま揚げは冷蔵庫に残っている野菜、お刺身、イカ、エビ、肉など何でも使えるのがメリット。それぞれの家庭の「ごちゃまぜ★さつま揚げ」が簡単にできるという。またすり身は焼いてもいいし、おでんにとどまらずそのまま鍋に入れても美味しくいただける。基礎さえ身につければ、いかようにも応用できるという。
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