今年9月13日に任期満了を迎える熱海市長選について、5期目への出馬が注目されている齋藤栄市長は3月9日の市議会2月定例会で「土石流災害とコロナ禍の2つの大きな課題を同時に抱えている。この難局を乗り越えるため、苦境に正面から向き合い全身全霊で取り組む覚悟だ。今は目の前の課題に全力で取り組むことしか考えていない」と述べるに留め、明言を避けた。村山憲三氏(熱海市政調査会)の一般質問に答えた。
次の市長選には、保守系の市民グループらが候補者擁立を目指しており、齋藤氏の進退が注目されている。
また熱海市土石流の大規模土石流をめぐる氏の責任については「当事者である行政自身が判断するべきものではない」と述べ、第3者による客観的な判断が必要との認識を示した。県が発生原因の究明や行政対応の検証を進め、市議会も調査特別委員会(百条委員会)を設置して調査していることを踏まえ、「今果たすべきことは、検証に誠実に協力すること。結果を真摯に受け止め、再発防止に生か差なければならない。(場合によっては)最終的に司法の判断を仰ぐものと考えている」と述べた。
橋本一実(熱海市民クラブ)の一般質問に答えた。
(熱海ネット新聞)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。