熱海市の網代温泉観光協会は4月9日、網代湾で網代温泉海上花火大会を開いた。コロナ禍と伊豆山土石流災害の影響で中止した昨年の網代温泉海上花火大会(2021年8月16日)の代替開催。まん延防止等重点措置が解除されたタイミングで実施した。
今回は、土石流犠牲者の「鎮魂」とウクライナの平和を願って午後8時30分〜45分に3000発を打ち上げ、約3000人(主催者発表)が夜空を彩る花火に思いを込めた。網代温泉の花火は、連続で花開くスターマインのほか、漁師まちらしく炸裂時に魚の形に代わるユニークな花火が特徴。通常は網代湾と多賀湾に向けて3カ所から打ち上げるが、この夜は会場に近い網代港の2カ所から集中して打ち上げ、玉数も1000発増量。歴代の熱海市内の花火大会で最も密度の濃い、迫力満点の花火となった。
また通常は、花火に合わせて国道135号の平鶴前~ひもの銀座入り口間を通行止めにして見物客に解放するが、今回は初めて規制を実施せず、開催した。行き交う車中からも観賞できた。今年の網代海上花火大会は8月16日に開催する。
(熱海ネット新聞)
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。