熱海梅園の中山晋平記念館の庭で、夏を代表する花木のサルスベリが濃いピンクの色を花を咲かせ、満開を迎えた。暑さを避け、涼を求める人たちの目を楽しませている。
この木は、樹皮のはがれた部分がつるつるしているところから名がついた。7月の盆頃から9月彼岸あたりまで約100日間紅色の花を咲かせることから、百日紅(漢名)の別名を持つ。8月2日の熱海市は熱中症警戒アラートが発表され、今年最高の34・5度となったが、夏にしか楽しめない花が記念館の庭を彩っている。
大正初期から大衆音楽の普及に大きな足跡を残した作曲家「中山晋平」は、第2次世界大戦が激しくなった昭和19年に東京・中野区から熱海市に移住。昭和27年に亡くなるまで市内西山町に居住した。現在は、熱海市が居宅を梅園内に移築して入館無料で一般公開している。
(熱海ネット新聞)
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