
姫の沢公園でスイレンが見頃を迎え、梅雨入りで時折降る雨でより一層美しさを増している。スイレン池の水辺に浮かんだ10センチ前後の薄ピンクや白色の花に向かって、観光客らがカメラを構えたり、散歩中の市民らが足を止めたりして見入っている。
池には約150株植えられており、花は毎日開閉を繰り返す。公園管理事務所によると7月下旬まで楽しめるという。
サラサウツギ、ウサギの耳のように可憐
公園ではサラサウツギが可愛らしい花を咲かせている。下向きにつく花の外側は薄紅色で、花の白とのコントラストがウサギの耳のように可憐。緑の葉の背後の山並みではホトトギスが軽やかに鳴き、夏が来たよと…。うっとうしい梅雨の季節に一服の清涼剤。
◇更紗空木(サラサウツギ) ユキノシタ科ウツギ属の落葉低木。山野に生え、庭木としても利用される。
ようこそ、姫の沢へ バラのアーチがお出迎え
入口に設置されたバラのアーチをピンクや赤、白の花が彩っている。園内ではツツジに代わってサツキが山肌を染め、初夏の告げる花が次々に見頃に突入。東京、神奈川などから訪れる観光客や市民をバラのゲートが出迎えている。
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