
熱海市下多賀の宮川で3日、「平成28年下多賀宮川マス釣り大会」が開かれ、夏の強い日差しが注ぐ中、県内外の愛好家500人が腕前を競った。年間を通じて「宮川」の美化に取り組んでいる下多賀町内会(中島和明会長)が毎年この時期に主催する大会で、今年も宮川上流の宮中橋から下流の老松橋までの約500メートル間で実施した。51回目の大会となった今年は白糸の滝(富士宮市)近くで育ったニジマスを3000匹放流した。
「町の川」を憩いの場に観光客と地区住民が一体となって水辺で交流できるイベントとして定着し、下多賀地区の夏の風物詩になっている。近年は市外からの参加者も急増し、この日も川の両岸から大物を狙ってイクラなどを餌に釣り糸を垂らし、大人の部で優勝した相川一美さん(東京都八王子市)は54センチの大物を釣り上げ、「地球を釣り上げたようなずしりとした手ごたえだった」と相好を崩した。子供の部の優勝は村木航斗君(下多賀)の53・5センチだった。
今年はマスのつかみ捕りやバーベキューコーナーも新設され、大勢の観光客や市民でにぎわった。
7月3日の宮川マス釣り大会
6月30日の宮川
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