
海難事故を防ごうと熱海サンビーチと多賀湾で伊豆小型船安全協会熱海支部(鵜沢精一会長)、下田海上保安部(犬藤学保安部長)、熱海署(及川博行署長)、中部運輸局下田海事事務所が合同で安全パトロールと海難救助訓練を実施した。
熱海サンビーチでは、プレジャーボートや釣り船、水上オートバイ、スタンド・アップ・バトルボード(SUP)の利用者に救命胴衣の常時着用、居場所の確認を訴えた。多賀湾では、沖合で小型ボートが転覆し、海上保安庁への緊急通報電話番号「118」に救助要請したことを想定。電話は横浜の管区海上保安本部の運用司令センターにつながり、救助出動指令を受けた同支部の安全パトロール艇「しぐなす」「マックス2」がスパマリーナ熱海から出動。下田海上保安部の警備救難艇「ぽらりす」、熱海署のパトロール艇「はやぶさⅡ」など8艇が連携して、漂流する2人を救助した。実戦さながらに4つの場面を想定し、「ぽらりす」を起点に4トップが陣頭指揮して人命救助に取り組んだ。
◆人身事故 下田海上保安部管内では昨年22人件の人身事故(志望者・行方不明)があった。最も多いのは遊泳中の22人で釣り6件、スキューバーダイビング5件の順。月別では8月がもっとも多く、次いで7月、9月の順。
熱海サンビーチ
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